クライアント
富田製麺 様
ウェブサイト
https://tomitaseimen.com/

1945年創業の富田製麺。今も昔ながらの製法を守り、家族ぐるみで、うどんをつくり続けている。

『麦を分けていただく代わりに、美味しいうどんにして返す』 戦前戦後の食糧難を力を合わせ乗り越えた、地域の人々の繋がりを大切にする思いは、四代目菊池崇寛にもしっかりと受け継がれている。 地元甘楽町産の小麦を使用した”地粉うどん”は、今も創業当時と変わらぬ小さな製麺所で日々つくられる。
「製粉仕立ての全粒粉を用いた風味豊かな富田のうどん」この味をよく知る世代も高齢化が進む。

食生活の変化や町民の流出流入なども重なり、「富田製麺は何を思い、何をつくり、何をなそうとしているのか」が、新しい世代に伝わっていないことに危機を感じ、うどんという垣根を超えた新たな商品の開発、インターネット販売、アクセスの良い新店舗開設など、休まず挑戦を続けている。

「単なる商売ではなく、地域の人々と深く心から繋がっていたい」 富田製麺の根底には、そんな想いがある。

一、地域に愛された風味豊かな地粉うどんの味を守る
二、時代に受け入れられるための変化を積極果敢に行う

この2つを事業継続の両輪と捉え、四代目は「新しき良き地域との繋がり」を具現化していく。