八百屋三代物語

八百屋三代物語

伊勢崎市境町の青果店堀込青果さんは、昭和生まれの2代目と平成生まれの3代目を中心に、スタッフ皆それぞれの役割を担いながら事業を切り盛りしていらっしゃいました。

先代は農家から一念発起して48歳で八百屋を創業、2代目はそのチャレンジを肯定し自らもその道に引きずり込まれ、現在に至るとのこと。
店売りオンリーだった先代とは異なる販売手法として、様々な事業所への卸売を行い、現在この卸が大きな事業の柱となっています。

数年前3代目が事業に加わるタイミングで店舗を建て替え、次世代の八百屋のあり方を模索し、お惣菜、フルーツサンド、シェイク、お弁当(現在人手不足で一時休止中)など、様々なチャレンジを繰り返していらっしゃいました。

まだまだ自分の進む先に無限の可能性を見る3代目、その姿を見守りつつも期待をする2代目と周りのスタッフたち。「堀込さんち」と言いたくなる、家族模様、人間模様がそこにはありました。

🍓🍈🍌堀込青果🧅🍆🌶️

🌐公式ウェブサイト
https://horigomeseika.info/

📷Instagram
https://www.instagram.com/horigome_seika/

📹️撮影協力:前橋青果株式会社
https://maebashiseika.com/

人の温もりを味わう店

人の温もりを味わう店

イタリアのトラットリアに魅了され、伊勢崎市でそれを再現するするために、古民家を購入、広大な敷地と建屋(母屋、納屋)を自ら7年掛けてリフォームを行った星野氏が、2024年5月にオープンした念願のお店、トラットリア・イセッタ様の動画を制作させていただきました。

これまでいくつものイタリア料理店を転々とし、また自身も30歳で店を出し経営してきた経験から、料理の魅力だけで長く飲食店を続けることの難しさを痛感していたそうで、よくぞここまでリノベしたなぁ、という雰囲気満載の空間です。

インタビューでは、自分の大好きなイタリアの田舎の家庭料理の研究に加え、レストランの内外装、そして周辺環境の景色まで含め、イタリアのトラットリアを再現している途中だとお話いただきました。

家まで手づくりであることからも分かる通り、お客様に提供するものはとにかく手づくりにこだわり、生パスタはもちろん、フォカッチャ、モッツァレラチーズに至るまで、可能な限り自分で作らないと納得がいかない性分。現在はサラミ・ソーセージなども自作できるよう、温湿度管理の出来る部屋をこれまたDIYで構築中。2階には、何かイベントをできればという空間を少しずつ手を入れているご様子で、ディナーを終えた他のお客様とともに、見学させていただきました。

料理場からホールに出ると、イタリアのおじさんはこういう感じの人なんだろうなと思えるトークで、子どもやご老人まで別け隔てなく人懐っこく語ってくださいます。まだまだこんな風に拡張していきたいのだと語り、子どものように輝く眼差しに、料理だけはなく確かに彼の人間味に惹き込まれていきました。

色々ありながら、長い間こだわりをもって創り続けてきた彼のステージとも言えるこのお店は、さらに味わい深く、さらに楽しく夢の続きの姿をみせてくれるお店となっていくことを強く想像することが出来ました。

本当に楽しく美味しく温かさを感じる取材をさせていただき、ありがとうございました。

美味しさ、楽しさ、人の温もりを味わえる、唯一無二の手づくりのひとときを。

🍴TRATTORIA ISETTA🇮🇹🍝

https://www.instagram.com/trattoria.isetta

Today is a good day.

Today is a good day 幸せふくらむパン屋さん

伊勢崎市赤堀町のパン屋さんPlants Bakeryさんの動画を作成させていただきました。

お店にに入ると、いらっしゃいませではなく、「こんにちは〜」という声でお出迎えされます。
初めてのお客様でも、常連のお客様でも、そこから何か会話が生まれたら良いな、という試みだそうな。

お店のコンセプトは「Today is a good day

パン屋さんの仕事ってどんな仕事ですか?という自分の不躾な問いに、「自分たちが関わることのできる人たちが、”あぁ…今日はいい日だったな”と感じるための何かを提供すること」という答えが返ってきました。

スマホでお店探しをしている時も、お店に来た際の体験も、帰りの車の中でのパンの香りも、パンを家族で分け合う食卓も、ドライフラワーアレンジも、自分たちがお客様の心に触れ、幸せを感じるきっかけを与えられるんだと。

取材を重ねる中で、何度もPlants Bakeryさんのパンを食べさせていただきました。最初は妻と二人で。次は一人で。この動画の編集終盤には、息子もいっしょに動画を見ながら3人で。

どんな人がどんな想いでつくってくれたものなのかを想像し味わうことで、感謝と幸せをシェアでき、さらに幸福感を膨らませていく。
Plans Bakeryさんのパンの魅力は、その美味しさはもちろん、幸福感を伝えるチカラが本当にあるのだと実感しました。

我が家でも、家族での一つ一つの時間を大切に考えるきっかけをしっかりいただくことが出来ました。ありがとうございました。

Instagram
plantsbakery.pb
pbdryflower

Oᴘᴇɴ 9 : 30 – 17 : 00
Cʟᴏsᴇ 日.月.火

群馬県伊勢崎市西久保町2-181-4

大衆食としてのラーメンを追求する 燵家製麺

大衆食としてのラーメンを追求する

群馬県伊勢崎市三室町にある、老若男女に好まれるスッキリ系のラーメン店、燵家製麺さんの動画を作成させていただきました。

オーストラリアで果樹園や和食店で働きながらダイバーとなり、帰国後北海道で潜水士として活躍、その後群馬に戻り様々な職種を経験後、ラーメン店を開業し今に至るという、なんとも味わい深い人生経験豊富な店主荒牧達也さん。

鶏を使ったラーメンが好きで、様々な地鶏を試し味の追求を行っていた時期もあったようですが、大衆食としてのラーメンを追求し、常に多くの方々に気軽に食べてもらえる価格帯で提供出来るよう、変化を続けられています。

早朝6時開店の朝ラーメン営業、またキッチンカーによる様々なイベント出店など、多くの方々にラーメンを食べてもらいたいという思いは、まだまだ広がりを続けていくようです。

朝営業 6:00〜8:30 (月曜火曜定休)
昼営業 11:00~14:00(月曜定休)

〒379-2235
群馬県伊勢崎市三室町5322-4 イーストビレッジA号

Instagram
https://www.instagram.com/tatsuyaseimenn

X
https://x.com/tatsuyasey

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Life with roses

Life with roses

群馬県伊勢崎市東町にあるひぐちばら園は、創業50年を超え現在は2代目の樋口陽介さんが経営の舵を取っている老舗バラ農家さんです。

元気なバラを咲かせるには、昼夜を通じて18〜23℃位を保つそうですが、初回取材日は38℃の猛暑日。
ただでさえ手間のかかるバラ、温暖化による気温上昇や光熱費の高騰もあいまって、群馬県内のバラ農家は激減してしまったと樋口さん。
積極的な設備投資でなんとか事業を継続しつつ、数年前から、消費者の皆様へ直接販売への活路を見出し、旧来の市場流通への依存比率を下げる事を目標に、”バラのある暮らし定期便”と銘打ったサブスクサービスをスタートされました。
品質の良いバラを産地直送でお届け出来るからこそ、ご自宅で長く楽しめるバラのある暮らし定期便は、徐々に利用者も増え、ひぐちばら園の収益の一つの柱になりつつあります。

秋口に入った頃、花きり(収穫)の様子や、選花の風景を撮影に伺ったところ、創業者のお父さんも笑顔で選花作業をされていらっしゃいました。ある意味”バラのある暮らし”を誰よりも長く続けているお父さんの笑顔に、バラの効果を感じ取ることが出来ました。

ひぐちばら園では、市場への出荷や、通信販売だけではなく、作業所でもバラの購入が可能とのこと。ご自宅用やプレゼント、各種慶事でのお祝いの花束やプロポーズ用の100本バラまで、ご相談いただけます。

奥様の「男性から花を贈らないとだめなのよ!」の一言に「その通り!」と感じ、我が家でもこの日から Life with Roses がスタートしました。
動画が仕上がり、この説明文を書いている今は11日目になりますが、まだまだ隆盛なバラたちにその品質・鮮度を実感しています。

■公式サイト
https://higuchirose.net/

■バラのある暮らし定期便
https://subscription.higuchirose.net/

■ひぐちばら園公式Instagram
/ higuchirose2023

■ひぐちばら園公式X
https://x.com/higuchirose

🌹🌹🌹ひぐちばら園🌹🌹🌹
〒329-2231群馬県伊勢崎市東町乙2559
電話番号 : 090-4621-5420
受付時間 : 9:00-17:00

倉渕になくてはならない店 食品スーパーやまじょう

倉渕になくてはならない店

倉渕になくてはならない店 食品スーパーやまじょうさんの動画を作成させていただきました。

現代において、自分の暮らす地域の方々から頼られるということを、ありがたいことだと感じることのできる人はどれだけいらっしゃるでしょうか?

班長、組長、育成委員、民生委員…。わたくしも地域での役職が回ってくるとなれば、あぁ面倒だなぁ…と感じてしまっていた人間であります。しかしここ数年、やまじょうさんを始めとする地域と一体となって活動されている方々を様々取材させていただくなか、顔の見えるつながりのなかで”頼りにされる”ということのありがたさを痛感し、地域での役まわりも、ありがたいことだと務めさせていただかねばな、と考えを改めました。

やまじょうさんに次々と訪れるお客さんにお声掛けすると、「ここが無いと困るんです」「やまじょうさんが無いと生きていけない」「この店は、地域の人助けだよ」という言葉が返ってきます。こうして通われる方とのつながりの積み重ねが、4代目の塚越さんを動かしているようでした。

高齢化の進む倉渕、以前は車でお店まで来られていた方も運転できなくなり、買い物難民になっているとのこと。先代や4代目は、そうした高齢者世帯に、これまでお店に通ってくれた恩返しをせねばと、電話での注文をうけては商品をお届けしていらっしゃいました。