倉渕になくてはならない店 食品スーパーやまじょう

倉渕になくてはならない店

倉渕になくてはならない店 食品スーパーやまじょうさんの動画を作成させていただきました。

現代において、自分の暮らす地域の方々から頼られるということを、ありがたいことだと感じることのできる人はどれだけいらっしゃるでしょうか?

班長、組長、育成委員、民生委員…。わたくしも地域での役職が回ってくるとなれば、あぁ面倒だなぁ…と感じてしまっていた人間であります。しかしここ数年、やまじょうさんを始めとする地域と一体となって活動されている方々を様々取材させていただくなか、顔の見えるつながりのなかで”頼りにされる”ということのありがたさを痛感し、地域での役まわりも、ありがたいことだと務めさせていただかねばな、と考えを改めました。

やまじょうさんに次々と訪れるお客さんにお声掛けすると、「ここが無いと困るんです」「やまじょうさんが無いと生きていけない」「この店は、地域の人助けだよ」という言葉が返ってきます。こうして通われる方とのつながりの積み重ねが、4代目の塚越さんを動かしているようでした。

高齢化の進む倉渕、以前は車でお店まで来られていた方も運転できなくなり、買い物難民になっているとのこと。先代や4代目は、そうした高齢者世帯に、これまでお店に通ってくれた恩返しをせねばと、電話での注文をうけては商品をお届けしていらっしゃいました。

介護老人保健施設 サイトリニューアル

介護老人保健施設のホームページリニューアルをお手伝いさせていただきました。
入所サービスデイケア訪問リハビリテーションショートステイの4つの介護サービスを提供する施設、それぞれのサービスが持つ異なる特徴や用途に応じて、ユーザーが必要な情報にたどり着けるよう、サイトの構造や導線を見直しました。

また、トップページのメインビジュアルでは、ショート動画を起用し、映像を通して、職員の方や施設の雰囲気など、リアルな様子を感じてもらえるように動画の演出を取り入れました。

くらぶちのトキを刻む

「ひとときをつなぎ かけがえのない ひとときを つみかさねる 家づくり」

ヒトトキを標榜し、こだわりの家づくりを行う中澤建設さんを訪ね、中澤社長、おかみさん、創業者である先代、ずっと一緒に家造りに携わる原田さん、そして住み込みで研修中の松島さんにお話をうかがいました。

かつては江戸城再建のための木材も切り出された倉渕で長年建設業を営む中澤建設さん、自分が勝手にもった印象は”木や自然素材へのこだわり”。

しかし中澤社長や創業者であるお父さんのお話しをうかがうにつれ、その先入観の誤りに気付かされました。

お話しの節々に、「ヒトが末永く暮らす家をつくり、トキの積み重ねに関わっていくんだ」という、家づくりへの想いの芯がはっきりと伝わってきました。

中澤さんとの家づくりは、高性能な家づくりの技術的な裏付けはもちろんですが、長い目で見た建物への価値観と、住まうご家族とその暮らしへの愛情があるからこそ、本当に良い家づくりが出来るのだろうな、と感じます。

また地域との関わりの深い中澤社長は、「女性の活躍できる場所をこの倉渕にもっとつくりたい」と、この冬、家具・建具事業をスタートしました。地域社会での自分たちの役割を明確にしているからこそできる決断であり、必ず成功して欲しいと願います。

地域を想い、地域での役割を見出し、地域での暮らしを本気になって楽しむ大人たちによって、くらぶちのトキがまたひとつ積み重なっていくんだなぁ…と実感しました。

かっこいい大人たちに出会えお話しをうかがえることに、心より感謝いたします。

ヒトトキ|中澤建設株式会社
https://hitoto-ki.com/

野菜で生き方を見つめ直すきっかけを

森農園の森さんご夫妻は、お二人共県外出身でありながら、農業を志し、ここ倉渕に移住。

自分たちらしい野菜づくりを追求するなか、食べること、生きることをも見つめ直す、充実の日々を過ごしていらっしゃいます。

高崎市倉渕には、古くから「草の会」という、安心安全な野菜づくりを行う組織があり、新規就農者を歓迎する仕組みが整い、風土が醸成されており、ゼロから農業を始めるご夫妻の、先輩たちもたくさん存在していました。

森農園
https://www.instagram.com/morinouen/

くらぶち草の会
https://kusanokai.main.jp/

Home 帰りたい場所であり続けること

帰りたい場所であり続けること

昨年から継続的に高崎市倉渕町への移住促進を題材とした動画を作成しているのですが、今回は過疎が進み廃校になった川浦小学校跡を活用し、総木造りの寄宿舎で、外国人スタッフとともに様々な生活や自然体験活動を英語で行う、国内英語留学施設「くらぶち英語村」が舞台。

村長さんも、留学生(小中学生)もスタッフも、多くが地域外から集う人々。くらぶちを知らずにここに来たからこそ感じる点など、様々なお話しをお聞かせいただきました。

子どもたちの生活をサポートするスタッフはみな、子どもたちの成長にやりがいを感じると話されます。自分も一人の親として、協調性や社会性、探究心や向上心、そして何より自ら考え行動する力をどのようにして育んでいけばよいのかを日頃から考えてはいるのですが、英語村の子どもたちは、ここで暮らし始めてたった半年で”生きる力”が備わってきていることに、大きな衝撃を受けました。

このくらぶち英語村の立ち上げから関わるKONNOさんは倉渕に移住して6年が経過。その間に産まれた2人の子育ての真っ只中。自然環境や地元住民のよそ者を受け入れる優しさなど、倉渕の魅力を次々に語っていただきましたが、一番印象に残ったのは、「”ふるさと”には、そこで共に過ごした人が必要だ」という言葉。

KONNOさんの様な移住者たちが、将来の倉渕の魅力を高めていくのだと確信することが出来ました。


くらぶち英語村
kurabuchi-eigomura.jp

公益財団法人育てる会
sodateru.o
r.jp

KON FILMS
instagram.com/kon_films/

革新で伝統を繋ぐ

創業元禄三年、群馬県最古の酒蔵、牧野酒造株式会社。

三百三十三年、ずっと途切れることなく、酒造りが続く。

「保守は改革」と十七代目は語る。
日本酒業界が厳しい局面を迎えた時代に蔵に入り、地酒蔵をどうつなげていくかを考え、チャレンジをし続けた経験を表す言葉だ。
お国の指導にただ従うのではなく、酒造りの本質で勝負をし、新聞社を巻き込みニュースをつくった。
大手には真似できない、本当の生酒の流通を酒販店とともに構築させた。

四年ほど前、酒造りが十八代目に引き継がれた。
研究熱心な十八代目の酒造りはすぐに大きな結果として現れ、令和2年3年と関東信越国税局酒類鑑評会・純米酒の部において連覇する快挙を達成。
しかし大きな評価を得ても特に気にせず、酒づくりの可能性を追求し続けるのが18代目。
旧来の酒蔵の働き方(季節雇用)ではなく、通年雇用の社員だけで酒造りを行う勤務体制へ働き方改革を行った。
高崎市唯一の酒蔵として、パスタに合う日本酒を作った。
大吟醸=良い酒…の様な、日本酒業界にも市場にも染み付いてしまった既成概念を打ち壊すべく、2018年低精白米酒MACHOをいち早く商品化し、原材料を過度に磨かなくとも旨い酒が出来ることを広く周知させた。

高みを目指すだけでなく、如何に日本酒の多様性、日本酒の楽しみ方の多様性に気づいてもらえるか、そういう広がりを生む酒が出来たとき、いい仕事をしたと実感すると、十八代目は言う。

“本質は変えない。しかし常に一歩先を見据え、革新を続けることで伝統を繋ぐ” 牧野酒造のDNAには、そんな思いが込められている。

牧野酒造株式会社

高崎市倉渕町への移住促進 倉渕ライフ(高崎市倉渕商工会)