Googleの順位決定にGoogle Analyticsのデータが使われていたことが判明! | Web担当者Forum
最も注目すべきは、Google公式blogより引用の訳:
同様に、ログによって検索結果を改善できる。検索した人が1番目の検索結果をクリックしているとわかれば、われわれは正しいことになるが、もし次のページに移動したり、検索クエリを再び作り直しているなら、われわれは間違っていることになる。検索企業が自社サービスを継続して改善していく能力は不可欠で、それは、こうしたデータの通常かつ予期される利用法の一例にあたる。
の部分。
検索精度を向上させることにGoogle Analyticsのデータを使ってもらうのはとても好ましいことですね。我々のようなウェブ屋にとっても、確かに直帰率の高い検索語(ページに訪れても、「あ、このサイトは探しているサイトじゃないな!」と直ぐに戻るような行動が見られるキーワード群)は、ホントは邪魔なんですよね。招かざるお客の情報の過多によって、本当に知りたい部分がぼやけることがシバシバあります。特にクライアントがそういう要らないキーワードで人を集めることに喜びを見つけちゃったりなんかすると…ホント困ります。
さてさてGoogle Analyticsの導入、なにせ無料ですから今はほとんどの人がやっていると思いますが、アクセス解析の目的以外にも大きな利益があるのかもしれませんね。まぁこの辺の情報公開を公式におこなってしまうと、一時的にではあれそこをついたSEO手法なんかが流行っちゃったり…。
気合の入った会社さんだったら、“自社のサイトを見るにはブックマークからじゃなく、Google検索経由で見なさい!しかもこのキーワードで!今検索順位60番くらいのところに出てるから…”な~んてスゴイ命令が飛んでたりしてそうです。ホントにありそうです、というかすでに横行している手法かもしれませんが…。倫理的に見ても別に悪いことと断言は出来ないので「やめたほうが…」とも言えないのですが、お疲れ様です…。