お客様と一緒にいる時間の使い方一つひとつで全体の進行スピードが大きく変わる

コーポレートサイトをお手伝いする際、会社や付随設備の外観はもちろん、お客様の事務所内、工場内などを撮影することも多いのですが、ロケハンの際、お客様の業種や社風、強みなどを表すことの出来るヴィジュアルポイントは何処かにないか?と常に目線を動かしている自分がいます。

こちらの企業様はアルミ押出成形を主業務にされている製造業だったのですが、工場内を見学させていただいていると、

アルミの素材感て、こういう光の捉え方すれば、カッコイイ表現できそうですよね

と、その場でかっこよく光の入る位置を見つけてパシャっと撮ってみた写真を社長様にお見せすると

おぉ!これが自分ちの工場内で撮った写真だとは思えないよ〜!

と随分と喜んでいただいたり。

ディレクションツールとしてデジタルカメラの重要性をとても感じている次第であります。

こんな風にさささっと撮って、打ち合わせルームに戻って、引っ張りたい方向性に現像掛けて、コピーをちょっと載せて見せるだけで、

いい感じ!こんな感じで進めてって〜!

と言ってもらえるわけで。

細かいヒアリングしてデザインカンプおこして、進めたい方向性を初めて見せるっていう流れよりも、よっぽど効率的かつ、お客様も楽しんでもらえる。

お客様と一緒にいる時間の使い方一つひとつで全体の進行スピードが大きく変わるんだということを強く意識するこの頃です。