GLOBISがMBA経営辞書を公開

経営教育などを行うグロービスが、オンラインMBA経営辞書をはじめましたね。グロービスといえば、本屋のビジネス・計系のコーナーにいけば誰もが見たことのある、あの青/銀の本。今も学生時代も、何度かお世話になっているのでは?
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まぁ用語辞書的には現段階でもまぁまぁで、我々ビジネスパーソンや経営を学ぶ人にとってはよく利用する機会が増えそうな気はします。

Cnet Japanによると、

MBA経営辞書は、経営の学習に必須の用語を同社が抽出し、オンライン上の辞書形式で紹介するもの。意味の解説だけでなく、概念図や具体例も提示し、マーケティングやファイナンスなどの分野別の索引も可能だ。
グロービス、業界初のオンライン「MBA経営辞書」を提供

と紹介されてはいるものの、Flashなどのリッチメディアによる解説はもちろん、概念図などもほとんどないく、今ひとつ面白みにかけるなぁという印象を受けます。

「辞書に面白みもあるかぃ!」ともいえますが、基本の用語解説以外に、もっとユーザ視点の、使われるための方策があってもよかったのでは、と感じます。

監修者以外の識者による解説があったり、対応する事例が後から随時加えられたり(無いわけではないのだけれど…)、ウェブならではの要素がもう少しあると、より使われる辞書になっていくのではと思うからです。システム的にもwikiをベースにしたもののようですし…。(だからといって別に編集権限をOPENにしろ、ということではなく・・・)

外から見るだけだから無責任に言える意見ですが、これからはウェブ上で公に利用してもらうサービスを提供する際、どこかユーザに委ねる部分がないと、自分(自社)に利益が戻ってこないような気がしてならないので。

今後はさらに多くのビジネスパーソンが日常的に利用できるサイトを目指し、検索機能などのサイト機能を追加し、掲載用語を1000語程度まで拡充する予定。利用者からの意見の収集や監修を実施し、2008年にも同コンテンツの書籍化を計画しているという。

利用者からの意見の収集や監修・・・これがどの程度のことを指すのか、ですねぇ。

着実なSMO重要視への流れ

昨日6月12日、Yahoo!検索結果に、Yahoo!ブックマーク利用者によるブックマーク登録者数表示機能が追加されました。SEOによる検索順位上位表示だけでは表すことのできない、サイトやページの価値を明示する流れがここにも見えます。

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上の画像のマーカーを引っ張ったところが該当部分です。現在このページをブックマークしているユーザがどれだけいるのかを表示しているわけです。昨日始まったばかりの事なので、まだ気付いていなかった人も多いのではと思いますが、これから徐々に浸透するにつれ、検索順位だけではわからないサイトの信憑性の高めてくれる補助的要素になってくるだろうと思います。

もちろんマーカー部分のリンクをクリックすると、「○○人が登録」という数値による客観的な視点だけでなく、どういうユーザーがブックマークしているのか、またそのページに対するコメント、あるいはブログ記事まで、ユーザの主観を含めた面も覗き見ることが出来るようになっています。

自分のサイトが全く誰にも見向きもされないサイトになってしまわないか?と、不安に駆られる時代になってきました。小手先のSEOなんかやめて、今すぐサイトコンテンツの充実に心血を注いでいくべきですね…。

メリット、デメリットを世相から知るサイト

あるものやことのメリットデメリットをみんなでまとめていくサイト“メリットデメリット”。単なるアンケートサイトとは表現できない、新しい趣旨のCGMの誕生でしょうか。

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タイトルが示すとおりの趣旨。とにかくシンプルなコンセプトとユーザインターフェースで、非常に気軽に参加できるつくりになっています。というか、いつの間にか○ボタンを押してしまっている 😯 ユーザを自然に招き入れているところがすばらしいですね。

確かにアンケートっぽい趣旨ではあるけれど、母数がどうだとかそういった部分はあまり気にならずに、「なるほど~、みんなそこがツボなんだぁ。。。」と思ってしまう。(ただもちろんスタートしたばかりなので、どんどんみんなが答えていかないと、ですけど・・・)

こんなにもシンプルなのに、主観性と客観性がバランスよく共存している感じがします。
練りこまれてますねぇ。

これからどんどん参加投票が進むと同時に、確実にユーザの意思決定のための重要な指標になってくるはず。ぱっと見、事象に関する大衆の視点を知ることにとどまっているように見えますけど、作者は収益性までもすでに見えているのかも知れませんね。サービスという事だとすでにどんどん投稿されてきていますし。

企業(商品やサービス提供者)としても軽視できないサイトに育つかも知れませんね。もしあなたが新商品やサービスの販促担当だったら、メリットはいくつも語れるように用意しておきますよね。営業トーク、プレゼンのポイント!なんだかそれと同じ気がしますし、その真価が問われるという点においては価格コムとも少し似ている気がしますけど…。

企業のCGMとのかかわり方はどんどん複雑化してきています。

女の子の誕生祝にベビーリングを送る

歳も歳なので、仲間内で子供が生まれることが多いのですが、最近になって女の子が激増…。いつの頃からか、男の子が生まれた時は「焼酎天盃:宝壷(5リットル)」なる ものを贈ることがお決まりになっていたのですが、女の子には何を贈るのが良いものか・・・。

そもそも何で男の子の時は焼酎なの?って話ですが、そこには「子供の成長とともに20年間壷のまま寝かせ、成人を迎えた日にその熟成された味わいを親子ではじめてかみ締めて欲しい」という思いが込められています。壷には「命名○○」と誕生日、そして20年後の日付に“祝成人”の文字が贈り手一人ひとりの手で書き加えてあります。

しかもこの天盃、味も格別です。実はトラットリア アルポルトのソムリエさんに、グラッパ替わりに進められ、それ以来はまってしまったんです。20年後にはどんな味になっているのか、贈ったみんなも楽しみに待てるのがいいです。初めて贈った子は今年5歳なんで、あと15年は待たないと・・・。長いです。

話はそれてしまいましたが、女の子向けの誕生祝…。
やっぱり同じ仲間内で贈るからには、男の子の時と同様、「大切な贈り物には、それにふさわしいストーリーを!」を基本として考えることにしました。そう宝壷と同じように、長い年月を経ることで多くの人の想いを膨らませていける、そんなプレゼントはないか?

いろいろ悩んだ挙句、ベビーリングを贈ることに決めました。生まれたばかりの赤ちゃんサイズのミニチュアリング。贈り物としては結構ポピュラーではあるんですが、ベビーリングにはストーリーをつづらせることが出来る気がするんです。

普段はお母さんがペンダントトップとして見につけて、母と娘のお守りとして。

娘がひとりの女性になったとき、母から娘への大切なプレゼントとして受け継がれていく。

きっとその時には、父母娘・・・3人のたくさんの思い出を見守った、特別なプレゼントになっているはず。

贈り手の勝手な想いですけど、そんな期待を一応は込めて…。
ということで普段お母さんがしてくれるくらいかわいい洗練されたデザインのものにする必要が出てきました。
ちゃっちぃおもちゃみたいなものを贈っても…ねぇ…。

でも以外とこれがないもんです。ネットもあらゆるところをチェックしても、やっぱり“コレダ!”というものは見つかりませんでした。というか、やっぱり手にとって見てないと、この手のものは買う気がしません。と思って地元の宝石店をぐるぐる回ってみると…。灯台下暗しとはまさにこのこと。会社から2Kmと離れていないラフィーネ平田さん(荒牧)にPaolaのベビーリングが!あんなに小さなリングなのに普通のリングと同じくらいの装飾がなされています。もう他のベビーリングがおもちゃに見えるようになってしまいましたね。

ドルフィン、クローバー、エンジェルの3種類のリングに、もちろん誕生石を埋め込んでもらえます。これならお母さんも気に入ってくれるはず・・・。

そんなこんなで、実はこないだの注文でなんと4本目!
もう完全にお得意さん状態になっっちゃってます。

ちなみに今探す限り、ネット上ではPaolaのベビーリングを扱っているところが見つかりません。こんなに特出したいいものないと思うんですけど…ネ。
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先週贈ったヤツ。5月なんでエメラルドです。リングはクローバデザイン。

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こちはその前に送ったリング。2月生まれなので、石はアメジスト。リングはドルフィンです。

ニコニコブックマーク(仮)は…

今まで見たこと無かったタイプのソーシャルブックマークサイト、ニコニコブックマーク。

nicob

どういうものかというと、サイトのキャプチャ画像にユーザが付箋でコメントを貼れるというもの。かなり危ないことに使われそうなのは想定の上でやっているだろうとは思いますが、すでにかなりの状況になっています

例えば、こんなページが・・・

その他どれもひどいもんです。まだ2日目ですが、パッと見8割くらいは登録からして“中傷、荒らし”目的としか思えない内容…。ニワンゴさんの管理は相当ハードになってくるだろうなぁと。

キチンと想定された本線へ軌道修正することは可能なのか?しばらく静観してみたいと思います。

SMO(ソーシャルメディア最適化)とは?

CGM(Consumer Generated Media):消費者の造り出すメディアの話は、WEB2.0のお話のときに少しだけさせていただきましたが覚えてますか?

そう、SNS(mixiなどに代表されるソーシャルネットワークサービス)、SBM(はてなブックマークのようなソーシャルブックマークサービス)といった消費者が中心となって、情報を発信したり、情報共有できるコミュニティにおいて影響力をもっていくメディアのことです。wikipediafrickrYoutubeなども当然あてはまると思います。

これらを総称して今はソーシャルメディアと呼んているようです。

これらソーシャルメディアの影響力は日に日に増大しています。それは自分の行動を省みると、実感としてご理解いただけるのではと思いますが、例えば皆さんが何かのサービスを探しているとき、検索エンジンのランキングに満足できていますか?過度なSEOによって上位表示したページなどを繰り返し見させられると、嫌気がさしてきませんか?もっとスピーディに目的の情報にたどり着くためには、別のアプローチを考えるのは当然のことです。

それを実現してくれるのがソーシャルメディアです。すでに多くの方が私と同様にこうしたメディアを無意識のうちに利用していると思います。

また消費者の集まる大きなサイトでなく個人であっても、検索エンジンより信憑性が高いとあがめられ、強大影響力を持っている場合があったりと、個人ブログとその関連性のあるつながりも、大きなソーシャルメディアとみなすことが出来ると思います。

我々がこの動向に何を見るかですが、もうSEOだけではダメですよ、ということです。SEO自体テクニックに走るようなものは好ましくなく、とにかく優良なコンテンツをたくさん発信することが基本です。そしてその情報を消費者がきちんと消化し評価してくれたかどうかが、とても重要になってくるということなのです。

ソーシャルメディアの発達によって、皆さんのサイトの価値は上昇するのか。良くも悪くもそれは加速度的に広がっていくと私は予想しています。良い情報を発信するサイトは、当然ソーシャルメディアに取り上げられる数も増えます。そうなるとトラフィックの増大はもちろん、被リンクも増大します。しかも信憑性の高い優良サイトからのもの。つまり、ソーシャルメディアとSEOも非常に深い関連性があるといえるのです。

ウェブスカウターなるサービスはまさにこの考え方と同じことを、サービスとして提供してくれるものです。今あなたのサイトのもつ影響力はどの程度か?調べてみるのも面白いと思いますよ。

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