iPhoneカウントダウンですね

アメリカではAppleのiPhoneの発売が近づいています。CMももう4種類が登場。短いCMの中に凝縮されたその操作感、質感、さらにわくわく感。CMからうけるこんな感覚、本当に久々です。

  1. http://www.apple.com/iphone/ads/ad1/
  2. http://www.apple.com/iphone/ads/ad2/
  3. http://www.apple.com/iphone/ads/ad3/
  4. http://www.apple.com/iphone/ads/ad4/

好奇心をそそる、ほんとにすばらしいプレゼンテーションですね。

AIDMAじゃなくってAISASって?

先日ある場面において、久しぶりにAIDMAというコトバが出てきたので、今日はインターネットの普及によって広告や販促、営業の定説も変化してきているというお話を。

AIDMAは別にマーケティングに精通している人でなくともご存知の人は多いと思いますが、一応おさらいしておきます。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(興味)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)
  6. ( Satisfaction(満足))

私はリーマン時代、T社のS氏によってこの流れに応じて何をどう投入していくかを埋め込まれたことをよ~く覚えています(その節は大変お世話になりました 🙂 )。それもあって、以後どんな広告キャンペーンをプランニングをする際も、ツールをつくる際も、消費者行動とのミートポイントやグローアップフォローまで一貫して考えるようになれたのですが、実は今コレが着実に変化してきています。(ま、もちろん全ての業界がそうなっているわけではありません)

昨今のテレビCMを見ていますと明確なのですが、「○○で検索!」で終わるものが極端に多くはないですか?紙面広告でもパンフレットでも。そうですAttention -> Interestの後には、Search(検索)がきていますね。

さらにそれだけでは終わりません。あなたがもしTVCM→検索としたら、CM商品サイトだけにとどまらず、ECサイト上でのレビューや価格コムコミュニティやら個人のブログで体験レポートなどを真剣に見て検討するのでは?
そうですつまりすでに商品購入している人や同じ検討段階にいる消費者による情報共有(Share)が行われているのです。

  1. Attention
  2. Interest
  3. Search(検索)
  4. Action
  5. Share(情報共有)

情報共有はいわばクチコミですから、もちろん今までもすくなからずあったとは思います。ただネットの普及が、クチコミの広がりを加速させ、決して無視できない必要不可欠な要素にのし上げてしまったといえます。

ネット業界に身をおく人間としては、ロングテールという考え方を大切にしたいので、Shareのその先にもExtra Interest(更なる興味喚起)を加えてもいいかなぁ?と思ったりもします。

いずれにせよ、広告や販促にかかわる人間としては、ネット活用の重要性が増大した時代であることを認識して欲しいと思います。この勢いは今後ますます加速するはずですから…。

twitterは大化けするか?

また夜が明けた…
最近仕事の要領が悪いのか、単純に忙しいのか、こんなことがシバシバ。
たぶん単純に昼間ちゃんと手を動かしてないのが原因だけど。

そんな私の時間を奪うものってなんだろう?
仕事上ネット業界のチェックが欠かせないわけだが、また最近も気になってしょうがないものがいくつかある訳で・・・

twitter.jpg今気になってるのが、twitterという“What are you doing?に応えるだけの1行ブログのようなサービス
http://twitter.com
世間じゃミニブログなんていわれているっぽいですが…。
「今○○してます~。」てな感じで、タイムリーに短いIMの配信感覚?

カンタンでとっつきやすくて、はやる可能性はかなり高そうですね。日本では3月~4月で激増中のようです。RSSはもちろん、FlashやJavascriptでブログパーツを提供してるあたりも抜け目ない感じですね。

で、コレとgooglemapsとのマッシュアップがまた面白いtwittervision.jpg
http://twittervision.com/
世界中のアチコチでメッセが飛び交ってる感じ、というか。

今、書いてる時間が時間なんで、谷川俊太郎さんの“朝のリレー”を思い出してます。「カムチャッカの若者がキリンの夢を見ているとき…」で始まる詩。昔、教科書にありましたよね。

突然Flash back的に思い出したけど、
・・・寝る前に耳を澄ますと、遠くのほうで目覚ましがなっているのが聞こえ、それは誰かが朝を受け止めた証拠なのだ~・・・みたいに終わるやつです。

twittervision見てると、ポコポコと他愛もないメッセがポストされるだけなのに、なんかセンチメンタルな、どこかハートウォーミングな感覚を覚えたり…

いろんな場所から日本語のメッセが上がるのも驚き。みんながんばってるなぁって。

あと、これは深読みしすぎだろうけど、こんなくだらない暇つぶししてるのは、“裕福平和な先進国の人”だけだろうなぁって。

時間がもったいないからまぁ自分じゃハマりたくはないんですが…一応記念にアカウント作成。

とかいいつつ、すでにハマリソウ

Google Analyticsがより視覚的に使いやすく

以前ご紹介したGoogle Analytics、どうしても経営者の皆様にはとっつきづらい複雑高機能な画面でしたが、先日ようやく分かり易い画面になりました。おそらく多くの方からの「複雑すぎる」「高機能すぎるが見づらい」といった意見が、googleを動かしたように感じます。まだじっくり見てはいませんが、かなり大きく改変されています。

  1. とにかく第一印象として見やすい
    ウェブ担当者がまず見てデータをつかみやすい、非常にシンプルに整理されました。
  2. マイレポートがすばらしい
    出力レポート画面を自分なりにつくり、保存しておくことができます。
  3. PDF出力機能がすばらしい
    マイレポート機能と合わせれば、もうこれだけで、会議資料・各種提出資料が完成してしまうほどです。
  4. メール配信スケジュールが設定可能
    忙しいウェブマスターさんにとってはこれほどうれしい機能はありません。サイトの規模や運営体制によって、
    A)毎日(毎朝配信)
    B)毎週(月曜日に送信)
    C)毎月(毎月1日に送信)
    などを設定することが可能です。

ウェブ担当者にとって重要なのは、まず自社なりのマイレポートを確定することですね。

ホームページ制作での環境対策?

会社としてteamマイナス6%の活動を始めて1年ほどが経過。

最近では個人的にも買い物用マイエコバックを持ったり、近距離へは自転車や徒歩でを心がけるように。また自分では持っていないが、今年の母の日にはお出かけ用のマイ箸をプレゼントし、他人まで巻き込むようにも…。

ふと思うと、我々のような業態での環境対策活動って、

  1. 冷暖房での省エネ
  2. PC、サーバ、付随する電子機器電源の省エネ
  3. 車使用の低減と低燃費走行の心がけ
  4. 再生紙の利用や印刷そのものの低減

と、なんだか当たり前すぎるものしか浮かんでこない。もちろんこうした自分の出来ることを誰もが少しずつ行うことが最も重要なのだと思う。

しかし社会的責任を負う、いち企業として、社会全体の環境対策に何か貢献できる事はないだろうか。毎年植樹したり、環境製品を開発したり、大きな利益を生み出す企業や大手の製造系企業のようには行かなくとも何か…。

いつかふと気付いたことがある。ウェブサイトのデザイン制作も、コーポレートサイト向けだとプリント用途を意識するが、CSS(スタイルシート)でデザインするようになり、プリント時とディスプレイ表示時のデザイン変換が非常にカンタンになった。プリントメディア用のスタイルではよりインク使用量を減らすために背景色をなくしたり、サイドナビゲーションエリアや余計なヘッダ情報をプリントエリアから除外したりと、かなり省インク・省プリント紙につながっているのでは?

大雑把な計算で年間30サイト、各サイト1日に5ページだけ印刷されるとしても、54,750ページ。もちろん印刷したいページがA4換算にすると1枚に収まるとは限らない。もしそのページが我々のプリントメディア用のスタイル作成の地道な作業によってたった1枚でも紙を節約させられることにつながってるとしたら…。

プリントメディア用のCSS対応なんて、ほとんど面白みのないホントに地味な作業ですが、コーダーやデザイナーの人たちも、こうした成果につながるかもしれないと思ったら、少しは気が楽になる、もしくはもっと気を抜けなくなる…?

ちなみに私の提供しているBCOOL THEME ver.2は、全てprint.cssを同梱。面倒だけどやりゃなきゃなぁと思っていた程度でしたが、あるときふと「これも環境対策か?」と思って、責務を負っているんだなぁ、と。

Google Analytics

Google Analyticsは、昨年末からグーグルがはじめたアクセス解析サービス。しばらく使ってみて、やはり高機能ではあるのですが、とっつきづらいかなぁというのが率直な感想です。

ゲートページがグラフィカルかつ、経営者向け情報などのある種の情報絞込み機能があるので、パッと見、これは誰にもいいかなぁとも思うのですが、なんだかんだ難しいみたいですね…。(弊社でサイト構築する際は全て導入していますが、CGI型の解析ツールの併用も希望されるクライアントがいらっしゃいます。)確かに経営者向け…などは、専門知識のない方が見ても分かり易い出力画面であって欲しいです。

ただ、使い慣れれば高機能な分、非常に使えるツールです。特にアドワーズ広告を実施しているサイトには必須です。コンバージョン目標と目標達成プロセス(例えば商品購入した場合や問合せをした場合)を設定できるので、広告への投資収益率がバシっと出てきます。

もちろんそれ以外でも検索エンジンからのキーワード別のコンバージョン率を見たりすることも可能で、手放せないツールになること間違いなしです。

多少操作の重さや複雑さに戸惑うかも知れませんが、そこは個人のがんばりで何とでもなること。是非Google Analyticsを導入して、ウェブ活用意識を高めてください。